交流報告

交流報告令和4年度の記録これまでの交流の様子をご覧いただけます。


Web交流

「お家で一緒に学べる!水のふしぎ発見~利根川水系上下流Web交流会~」1月28日(土)

実施日時 :令和5年1月28日(土)14:00~15:00
人 数 :東京都から6組12名、群馬県から5組10名

イベントの趣旨

群馬県と東京都の取組や水の大切さについて、こどもたちが親睦を深めながら学ぶ「夏休み水のふるさと体験会」は、新型コロナウイルスのため、令和2年度、令和3年度は中止しました。
令和4年度も「夏休み水のふるさと体験会」を中止し、これに代わるオンライン形式の交流会を実施しました。

第1部
群馬と東京を結ぶ利根川を通じた水に関する取組の紹介

水を「貯める」、「運ぶ」、「使う」について紹介しました。
〇水を「貯める」
利根川上流には八ッ場ダムなど主要9つのダムがあり、合計で約5億5000万㎥の水を貯めることができます。
八ッ場ダムを作るのに40年以上も準備して、約5千億円かかりました。

出典:北上川ダム統合管理事務所HPを加工して作成
〇水を「運ぶ」
利根川上流のダムから放流された水は、下流にある利根大堰を経由して、群馬県、埼玉県及び東京都へ運ばれていきます。

画像提供:水資源機構

画像提供:水資源機構
〇水を「使う」
東京都では、1日約412万㎥の水道水を約1,400万人に、群馬県では、利根川水系の水を使った水道水を1日約50万㎥、地下水を使った水道水を1日約30万㎥配っています。

  • 日々の生活の中で、シャワーを3分間流しっぱなしにすると約36リットルの水が失われています。

  • お風呂の残り湯を洗濯に再利用したり、歯磨き中の水の流しっぱなしに注意したりするだけで、毎日つみ重なると大きな節水になります。
  • 今日から、いろいろ注意や工夫をしてみてください。

第2部:親睦会

群馬県と東京都からの参加者がグループに分かれクイズ大会などで親睦を図りました。
〇クイズ大会
Web会議システムの機能(手をあげる)を使い、答えてもらいました。
事前に応募ページで紹介した水に関する動画を見ていただいた成果か高い正答率でした。
先に答えが見えてしまうハプニングもありましたが楽しい時間を過ごすことができました。
〇親睦会の様子
〇参加者の様子

参加者の様子
東京都事務局
交流会まとめ
初めての試みでありながら、群馬県と東京都のみなさんに御参加いただき、ありがとうございました。限られた時間での交流会でしたが、水の大切さについて学んでいただけたと思います。
終了後に実施したアンケートには、「楽しかったです」というご意見の一方で「スムーズな画面切替え、こども同士の交流が進むような話題提供や進行をお願いしたい」というお声もいただきました。
なお、初めてのWeb方式での交流ということもあり、以下のような記念品をお送りいたしました。

ヤマメ稚魚放流

「ヤマメの稚魚放流」3月9日(木)

実施日 :令和5年3月9日(木)
場 所 :利根大堰左岸(群馬県側) 河川敷
参加者 :群馬県水産試験場、利根川水系上下流交流事業実行委員会

イベントの趣旨

このイベントは例年、サケの稚魚放流体験を通して、良好な河川環境を維持していくことへの関心を高めていただくとともに、利根川の水を東京都へ導水する役割を持つ利根導水路施設を見学し、群馬県と東京都との間の水のつながりを実感していただくために企画しています。
 新型コロナウイルスの影響により、令和3年度に引き続き、令和4年度も一般参加者募集は行わずに利根川水系上下流交流事業実行委員会が稚魚放流を行いました。
 なお、令和4年度はサケの遡上が少ないため、ヤマメ稚魚の放流を行いました。


放流場所から耐震改修中の利根大堰を望む

ヤマメの稚魚一袋に500匹。計1000匹を放流

水温にならす(放流時の水温14.5度)

泳ぎ回る500匹の稚魚

バケツに取り分け

例年のイベントと同様に放流

泳ぎ始める稚魚

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