利根川が結ぶ群馬と東京1.利根川のはじまり利根川の上流・下流の様子や水の大切さを説明します

水はわたしたちの生活に欠かすことのできない大切な資源(しげん)です。上流から下流まで、いろいろな人たちが、川の水を使っています。上流の人たちと下流の人たちの交流によって、相手の生活に思いやりを持ち、水を大切に使うことは、とても大事なことです。そこで、利根川で結ばれた群馬県と東京都では、限(かぎ)りある水の大切さを理解(りかい)してもらうため、上下流交流事業を行っています。

利根川の水はどこで生まれるのでしょう

利根川の始まりは群馬県の山奥にある大水上山(おおみなかみやま)からの一滴(いってき)です。冬に積もった雪が山などにしみこみ、少しずつ流れ出てくるのです。

この一滴がやがて利根川にたどり着き片品(かたしな)川、吾妻(あがつま)川などの支流(しりゅう)を集めて大きな川の流れになります。


利根川水源の碑(ひ)(群馬県)

利根川源流(げんりゅう)部に残るスノーブリッジ(群馬県)

水を上手に使うために

わたしたちが毎日使う水は、利根川を中心とする川の水です。この川の水を上手に利用するため、利根川の上流にはたくさんのダムがつくられています。


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